FSC認証とは?エコパッケージを使用しています
「オーガニックとエコな暮らし」を提案するサンテラボでは、“商品がお客様のお手元に届くまでのプロセスも、最大限エコでありたい。”
そんな思いから、包装・梱包材も環境負荷の少ないものを選択しています。
この活動を始めて2年、常にベストを考えて取り組んできました。しかしながら、「環境にやさしい選択」といってもいろんな考え方があるので、この方法が最善なのかといつも迷いがつきまといます。
そんな中で、サンテラボでは「過剰包装をやめること」と「脱プラスチック」を目標に掲げ、オリジナル商品のパッケージや梱包資材、緩衝材などを紙製の資材に切り替えました。
目次
1. FSC認証とは
このマーク、ティッシュやお菓子の箱、紙袋など、身近なところで見かけませんか?
FSC認証は、簡単に言うと「森林を守る仕組み」のことです。このマークがついた製品は、適切な森林管理のもと生産された木材を使用していることが証明されており、消費者は、FSCマークがついた製品を選ぶことで、間接的に森林保全が応援できるといった仕組みになっています。その背景には、年々、深刻な問題となっている森林破壊。生物の生態系や気候変動にも影響を及ぼしており、放ってはおけない問題なのです。
FSC認証とは、持続可能な森林活用・保全を目的として誕生した、「適切な森林管理」を認証する国際的な制度です。FSCの認証木材は、FSCの責任ある森林管理の規格を満たした認証林から生産されます。消費者がFSC認証を受けた製品を選ぶことで、適切な森林管理を行う林業者や地域を支援し、その生産品を原材料として使う企業や事業者を支持することになり、世界全体の森林保全へとつながります。
サンテラボでも紙を使用する場合、用途に合わせて古紙、再生紙、FSC認証紙のいずれかを選択するように心がけています。
2. サンテラボでの使用事例
2.1. ギフトボックス・ショッパー
まずは、最近オリジナルで制作したギフト資材。
皆さん、貰ったギフトの包装紙はどうしていますか?
ブックカバーにしてみたり、他の贈り物に使ってみたり。
何かに使えるかもと溜めすぎて、結局まとめて処分したという方も多いのではないでしょうか。
この資材は、そんな包装紙を使用しなくていいデザインに仕上げました。もちろん箱はFSC認証のもの。
2.2. 配送用資材
配送用の段ボール箱や封筒も、FSC認証のものです。
企業も消費者も、FSCマークのついた製品を選択することで、森林環境を支える取り組みができます。お買い物する際は、パッケージの裏面を見てFSCマークがついているか、ぜひ確認してみてください。私達が未来のためにできる、正しい選択の1つになれば嬉しいです。
3. 緩衝材にも紙を使用しています
サンテラボでは、緩衝材にも紙を使用しています。
お客様からの配送リクエストでも、
「簡易包装で配送してください」
「プラスチックフリーを希望します」
「エコ包装でお願いします」
等の声が多く、ここ数年で、環境負荷に対しての意識変化は、社会全体に広がってきているのをひしひしと感じております。
3.1. プラスチックに比べて紙を使うメリットは?
プラスチックの緩衝材は、使い勝手がよく、低コストで緩衝性が高いというメリットがありますが、やはり環境負荷が高い。実際に、プチプチを廃止したことで年間1,884kg、エアクッションの緩衝材を廃止したことで年間122kgの焼却時CO2排出を削減することができました。
※自社調べ
サンテラボで使用している紙の緩衝材は、FSC認証森林の端材と古紙を混ぜ合わせた100%リサイクルのものを使用しております。紙を使うメリットとしては、持続可能な資源であること、接着剤やホチキスを含まないので有害物質を含まないこと、があがります。
また、紙による梱包資材は、段ボール箱など他の紙類と同じように、廃棄やリサイクルが可能な点も環境にやさしいポイントとなります。
3.2. 緩衝材紙のオススメ活用方法!
簡単に廃棄できますが、ほぼ未使用の紙なので、再利用したいですね。
家じゅうでつかえるので、活用方法を3つ簡単にご紹介します!
① 冷蔵庫の野菜室で大活躍。汚れやすい場合は下に敷いたり、葉物のお野菜は紙に包んで保存することで鮮度も保てます。
② 油ものをふいたり、吸水したり、キッチンペーパー替わりにも使えます。ホットプレートの下に敷くことで、油の飛び跳ねも気にせず使えます。
③ 生ごみを包んで捨てる用に。手頃なサイズにカットしておくと便利です。
きっと、ご紹介した以外にも、いろんな活用方法があるはず。
荷物が届いたら「紙の緩衝材」は捨てずに、ぜひ再利用して使ってみてください!