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子どもたちの安全のために。バス置き去り防止装置を導入しています

当社が運営する「ルネッス キッズスイミングクラブ」では、バス置き去り防止装置を導入しています。

*バス置き去り防止装置とは
送迎バス車内に、子どもをはじめとした人の置き去り防止を支援する安全装置。バス置き去り防止装置の設置は、2023年4月1日より全国の幼稚園、認定こども園、保育所、特別支援学校などの送迎バスに義務化。子どもが利用することの多いスポーツクラブや塾などの送迎バスの場合、対応は事業者に委ねられている。

ルネッスキッズスイミングの送迎バス

安心して送迎バスをご利用いただき、お子様全員がスイミングを楽しむことができるよう、独自の安全対策を行うルネッス キッズスイミングクラブ。
今回は、ルネッス鯖江店の玉木マネージャーに取材しました。

ルネッスキッズスイミング鯖江店の玉木コーチ

――ルネッス キッズスイミングクラブで導入している、バス置き去り防止装置について教えてください!

バス置き去り防止装置には、主にアナログ制御でヒューマンエラーを防止する「降車時確認式」と、デジタルで危機を知らせる「自動検知式」の2つがあります。
ルネッスではその両方を導入しています。

――そのシステム導入の背景についてお聞かせいただけますか?

昨今、痛ましい事故も増えていて……システム導入以前より、置き去りを防止するためのドライバーズマニュアルはあるものの、お子様の安全を最優先に考えたときに必要だと思い、導入に至りました。

実際、お子様たちがウトウト……としている様子を見かけることもあって。特にスイミングを終えた後は疲れもあり、ドライバーが声をかけてもなかなか起きない、といったようなこともありました。
それに、キッズスイミングが実施される時間は、15時~16時と、特に夏の時期はまだ日が昇っている暑い時間帯。バスの中もエンジンを切るとすぐ車内の温度は上昇してしまいます。そんな状況の中の送迎なので、リスクを少しでも減らすため、バスの大小に関係なく、すべてのバスに設置しています。

ルネッスキッズスイミングの送迎バスに設置されたバス置き去り防止装置
写真:車内に取り付けられたAIカメラ。駐車(エンジン停止)してから最大60分間録画され、車内に人が残っているときには、車外アラームで周囲に、スタッフには専用のアプリやメールで異常を知らせる。

幼稚園や保育園などでは、バス置き去り防止装置の導入が義務化されました。送迎バスにバス置き去り防止装置がついていることが、“当たり前”になったんです。当然、保護者様の送迎バスに関する“当たり前”の感覚も、変わっていきます。
私たちは、お子様たちの安全はもちろん、保護者様の安心にお応えしていくことも必要だと考えています。

――「お子様へも保護者へも安心を」を大切にしてますもんね!
  実際に導入してみて、その後いかがでしょうか?

利用者様の安心・安全に加えて、スタッフの意識向上にも繋がっています。

導入の際には、システムメーカー様に来ていただき、直々に使用方法の説明を受け、ルネッスで運用していたマニュアルも、チェック・組み替えをしていただきました。導入後、人的なエラーのリスクが減らせるよう、マニュアル運用を徹底しています。
このような仕組みをつくることは、子どもたちの安全を守ることだけではなく、実はドライバーを守ることにも繋がっているんです。

――というと……?

ルネッスでは、“ドライバーだけが抱え込まないような仕組みづくり”を行っています。
たしかに、送迎するのはドライバーです。ですが、キッズスイミングコーチが現場にいないからといって、自分たちは関係ない、というのはちがいます。
ドライバーも、キッズスイミングコーチも、同じルネッスのスタッフ。すべての送迎バスには、カメラ・無線機が設置されており、車内の様子も、ドライバー同士の会話も、スタッフルームで確認ができるようになっており、お子様の安全をみんなで見守っています。
時々、私たちキッズスイミングコーチもバスの安全環境を知るため、乗車することもあります!ドライバーからの相談があれば、スタッフルームから無線を通じてバス内の子どもたちに話しかけることもありますね。

――まさに普段のコミュニケーションがとれているからできることですね!

そうなんです、ルネッスのドライバーも、ただ送迎するだけでなく、お子様一人ひとりの様子を確認しながら運転してくれています。
バス内の忘れ物に名前の記載がなくても、「たぶん○○くんの持ち物だから連絡してあげて」と。(笑)
よく見てるなあ、とこちらも驚きました!

――バス置き去り防止装置以外にも、お子様の安全のために取り組んでいることはありますか?

ルネッスキッズスイミングクラブの送迎バスの特長のひとつとして、バス停制ではなく、「個宅制」ということがあります。
「ドアtoドア」の考えを基本として道路を横断することなく*、車内以外での事故防止にも努めています。
*迂回できないルートを除く

バス利用の申請があったら、ドライバーが事前に下見に行って、一人ひとりのお迎えの場所を確認しにいきます。バスの乗降の際にも、基本的にはバスの前を通ってもらう、ということを徹底していて、事故がおこらないように気を付けています。
お送りの際には、きちんとお家に入っていく様子を見届けて、次の送迎にいきます
ドライバーからの報告で、たまにお家に入れないお子様がいると、「じゃあ、バスでもう一周しようか」とぐるっとお家周辺をまわりながら、その間に店舗では保護者様に連絡し、お子様が不安にならないよう連携して対応するようなこともあったりします。

子どもたちが雨でぬれないように傘をさすルネッスキッズスイミングのドライバー
写真:雨の日の送迎で、子どもたちが濡れないように傘をさすルネッス キッズスイミングのドライバー

――お子様の安全を最優先するきもち、とても伝わります!
  最後に、玉木マネージャーの想いもお聞きしてよろしいでしょうか?

「お子様の安全が保護者様の安心に繋がる」。その考えを大切にしています。
ルネッスを選んでくださった皆様の安心を、どれだけ追求するのか。“ここまで”というボーダーの判断が難しいですが、私自身が親ということもあり、心配ごとだらけなのはちがうなって。
「ちゃんとスイミング行けたかな?」って心配になれば、アプリで入退館チェックができたり、「ちゃんと泳げるようになってるかな?」って様子が気になれば、進級の様子もアプリを通じて確認したりすることができます。

ルネッスに通いはじめた頃に不安があっても、「今は楽しく通っています!」「(子どもを)ひとりにさせて不安だったけど、いろんなことが出来るようになっています!」、そんな風に「できる」がルネッスのおかげで増えていっていることを聞くと本当にうれしいです。お子様が小さな頃から成長を見守ることができることは、この仕事の大きなやりがいですし、保護者様もその成長を一緒に感じていただける瞬間は「これだからこの仕事がやめられない!」って思う瞬間ですね。

時代にあわせていろんな習い事が増えてきている中で、スイミング、そして「ルネッス」を選んでいただけるように、私たち自身も成長していきたいと思います!

――玉木マネージャー、ありがとうございました!

ルネッスキッズスイミングの子どもたち

ルネッス キッズスイミングクラブは、お子様と保護者様、皆様が安心できる環境を作れるよう、今後も対策を徹底してまいります。

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