国際女性デー2025。「女性のためのブランド」が取り組んでいること
雪が積もり凍える寒さから、春らしい気候に移り変わってきたこの季節。
3月8日は国際女性デーです。
国際女性デーとは、1975年に女性の権利向上を目指し国連によって提唱されたもので、そのルーツは1900年初頭に行われた女性の参政権や労働環境の向上を求め立ち上がったデモ活動だといわれています。
日本でも1970年に東京・銀座で初のデモ活動が起こりました。
毎年この日には、世界中で女性たちの功績を祝福し、ジェンダー平等について考えるイベントが開催されています。
そんな国際女性デーは別名「ミモザの日」とも呼ばれており、3月8日にイタリアで、男性から女性へとミモザの花を贈る習慣から命名されたと伝えられています。
このことからミモザは国際女性デーのシンボルに、ミモザの色である黄色がシンボルカラーになりました。

今年2025年は、国際女性デーが提唱されて50年!
そんな記念すべき今年の、当社が実施する取り組みをご紹介いたします。
女性用インナーウェアの商品企画・販売から始まった当社は、女性の「美と健康」をテーマに1984年に設立され、現在もインナーウェアの商品企画・販売を中心に幅広い事業を行っています。
一人ひとりの豊かで自分らしい暮らしに貢献することを目指す当社。国際女性デーの理念に共感し、取り組みを開始した2ブランドの担当者にお話をお聞きしました。

左から
AERA BLUE(アエラブルー)広報担当:吉田 早希
hinna(ヒンナ)広報担当:渡辺 朋香
――国際女性デーにどんな取り組みをされるのですか?
吉田:AERA BLUEは、「下着の力でエンパワーメントしたい」という想いを込めて、新色ミモザカラーをリリースします!
国際女性デーと言えば「ミモザ」ということで、大人気のシェルフラワーシリーズからミモザカラーです。

渡辺:ミモザカラー、可愛い色ですよね!
吉田:そうなんです!身に着けるだけで気分が上がるようなカラーですよね!また、パーソナルカラーを気にせずご着用いただけるよう、スタッフたちでフィッティングを重ねて試行錯誤しました。
この商品には、企画から販売まで全て女性が携わっています。広報担当として、商品に関わってきた全員の想いを伝えられるように意識しています。
渡辺:いい話!私も同じ広報担当として頑張ろっと!
hinnaは昨年に引き続き、今年も寄付キャンペーンを行います。
世界の女の子や子どもたちが直面する課題に取り組む「公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン」へhinnaの売り上げの一部を寄付いたします。
hinnaはライフステージによって変化する女性のカラダとこころのゆらぎに寄り添うセルフケアブランドです。そんなブランドだからこそ、私たちにできることをしていきたいと思い、今年も寄付をすることに決めました。

――どちらも、作り手の想いが詰まった商品なんですね。
では、国際女性デーに向けての想いを聞かせてください!
吉田:AERA BLUEもhinnaも女性に寄り添った商品が多いからこその今回の取り組みですが、一度きりの活動では何も変わらないと思っています。今回の国際女性デーだけでなく、今後も継続して、女性を応援する取り組みを続けていきたいです。
渡辺:同感です!
hinnaの寄付キャンペーンは、昨年度に引き続き2回目の企画。間接的な支援にはなりますが、一人でも多くの女性が救われるように寄付を通して貢献したいと考えています。
私たちブランド担当者だけでなく、hinnaを購入してくれるお客さまも参加できる寄付キャンペーン。寄付を知って商品を購入してくれる方もそうでない方も含めて、支援に協力できることが価値のある取り組みだと思っています。
吉田:そうだね!
私個人としては、実はこれまで国際女性デーについてあまり考えたことがありませんでした。しかし、今回ブランドの取り組みとして国際女性デーを祝した商品に関わることで、女性の地位向上や平等な社会参加について考えるいい機会になりました。下着やアパレルをはじめ、私たちが手に取る安価な商品の背景には、適正な労働環境で働けていない女性たちの存在があることが現実です。私も一消費者として、今後商品のバックグラウンドまで考えて購入するようにしたいと思いました!例えば、服を買うときに安いものを大量に購入してすぐ廃棄するのではなく、自分が納得したものを必要な分だけ購入するみたいに!
渡辺:良い変化だね!モノも自分も、大切にだね。
そして周りの人や世界も、大切にしていきたいよね!

――国際女性デーの取り組み、込められた想いを語っていただきました。
ありがとうございました!
当社の商品をご愛用くださるお客さまや、当社で働く社員にとってはもちろん、世の中の女性にとってより良い未来に……。
そんな想いを大切にしながら、女性社員が半数以上を占める当社だからこそできることを積み重ねていきたいと考えています。
こうした取り組みは一度きりで終わるものでなく、続けていくことで少しずつ変化を生み出せるもの。
これからも、すべての人が自分らしく輝ける毎日を送れるよう、女性のための取り組みを継続して進めてまいります。